セットアップガイド
Font2Texture Generator の導入と基本的な使い方を解説します。
導入手順と基本的な使い方
STEP 1
Font2Texture Generator の配置
方法1: Prefab を使用(推奨)
- VPM版:
Packages/Chise - Font2Texture/Font2Tex.prefabを Hierarchy にドラッグ&ドロップ - Package版:
Assets/ChiseNote/Font2Texture/Font2Tex.prefabを Hierarchy にドラッグ&ドロップ
方法2: 手動セットアップ
- 空の GameObject を作成する
- 作成した GameObject に
ChiseNote/Font Texture Generatorコンポーネントをアタッチ
bash
Unity Editor > Hierarchy > 右クリック > Create Empty
Inspector > Add Component > ChiseNote/Font Texture GeneratorINFO
Font2Texture Generator は Editor 専用ツールなので、ビルドには含まれません。
Hierarchy に含めた状態でビルドしても問題ありません!
STEP 2
フォント設定
Inspector 上で基本的なフォント設定を行います
- Target Font (Inspector): 使用したいフォントアセット(.ttf、.otf ファイル)を指定
- Font Size: 生成する数字のサイズ(推奨: 128)
- Text Color: 数字の色(通常は白 #FFFFFF)
- Background Color: 背景色(通常は透明 Alpha = 0)

フォント設定のコツ
- Font Size は最終的な表示用途より少し大きめに設定し、必要に応じて縮小すると綺麗に表示されます
- VRChat 用途では文字の色を白にして Shader で変更する方法がおすすめです。
STEP 3
テクスチャ設定
数字テクスチャのサイズと配置を調整します
- Base Texture Width: 10文字分の幅(推奨: 1280px = 128px × 10)
- Texture Height: テクスチャの高さ(推奨: 128px)
- Character Spacing: 各数字間のスペース(0〜100px)

サイズの注意点
Unity 標準では2のべき乗サイズ(512、1024、2048など)が推奨されますが、Font2Texture では用途に応じて調整してください。
STEP 4
出力設定
テクスチャの保存先を指定します
- Output Folder: 保存先フォルダを選択(DefaultAsset 形式)
- Output File Name: 出力ファイル名(例:
NumberTexture)

bash
# Default の保存先
Assets/
Textures/
NumberTexture.png ← ここに生成されますSTEP 5
テクスチャ生成
設定が完了したら、テクスチャを生成します
- Inspector 下部の [Generate Number Texture] ボタンをクリック
- Generated Texture フィールドにプレビューが表示されます
- 指定したフォルダに PNG ファイルが保存されます

プレビュー確認
生成前に Generated Texture フィールドでプレビューを確認し、設定を調整してから保存することをおすすめします。
実装/出力の補足
- 生成されたファイル名は Inspector の File Name で指定した名前に ".png" を付与したものが出力されます。
よくある質問
Q: 生成されたテクスチャが表示されない
A: 以下を確認してください
- Font Assetが正しく設定されているか
- Output Folderの権限に問題がないか
- Font Sizeが大きすぎていないか(あまり大きすぎると表示されません)